2012-11-15

志賀郷@綾部との出会い

10/27&28イベント@綾部を企画しました岡田です。

まずは私と志賀郷のみなさまとの出会いについて

311以降大きく価値観が変わりました。
自然の中で子育てをしたい、土に近い生活をしたいという思いが強くなりました。
いつか仲間と食べ物、エネルギーの自給を目指したコミュニティをつくりたという
妄想も膨らみました。

豊かって何だろう。本当の幸せって何だろう。
綾部にそのヒントがあるのではないかと感じたのです。

田舎暮らしにあこがれを持つ、同じ方向を向いている子育て仲間
10組で夏休に綾部に行ってきました。

<志賀郷とは?>
志賀郷地区は綾部の市街地から車で25分程度のところにあり、10集落あります。
市内でも過疎・高齢化が深刻な地区で、地区の小学生の総数は60名あまりで、
地区の全人口1500人のわずか4パーセント。
しかし、他所からの移住者も多く、若い人がIターンで住んでいる。

<コ宝ネットとは?>
そんな志賀郷地区の空き家に、子供や、将来子供のいる世帯の定住を手助けして、
地域に子供の声をとりもどそうという取り組みをしている。
コは古民家、子供達、コミュニケーション、コーポレーションの意味。
そのコ宝ネットさんに綾部に10組の親子で遊びに行きます。
とメンバーのひとり、ハタノワタルさんにコンタクトをとりました。
ハタノワタルさんHPhttp://www.hatanowataru.org/
せっかく来ていただくのだし、やりたいことやりましょう。
こちらでできる範囲でお手伝いしますよ。と言ってくださいました。

で、ふたを開けてみたら
『コ宝ネット交流ツアー』なるもの、流しそうめん大会!を企画してくださいました。
その様子ハタノさんのブログよりhttp://www.hatanowataru.org/2012/07/26/コ宝ツアー/




昼過ぎからあつまり、子どもたちはおじさんに教えてもらって、
裏山から長い竹を取ってきて、流しそうめんの台、器、はしをつくりました。


女性たちはおにぎりをにぎったり、天ぷらをあげ、おしゃべり。

ぞくぞくと地元の人たち、移住者組、老若男女、総勢50名ほどが集合。









すごい団結力、地域力に驚きました。
いろいろな世代の人たちが、下の名前にちゃんづけで呼び合っている!
できることをできるひとが支え合って、あの場ができている。
なんとも人と人の距離が近く、温かい人たちなんだと感銘しました。


2日目の夜には宿泊した里山ネット(元小学校)まで来ていただいて
座談会もしていただきました。
移住のいろは、田舎暮らしの実態など具体的にお話を聞かせていただきました。

そのコ宝ネットの代表、井上吉夫さん(かかりつけ米農家)は町を元気にするのに
必要なのは大きな施設ではなく、人が集まり、活気がないとだめだと語ります。
そんな人がいるからこれだけ志賀郷は生きることを楽しむ人たちが集まり、
盛り上がっているのでしょう。

こんな素敵な志賀郷をもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、
今回のイベントをコ宝ネット井上さんにお願いしました。

井上吉夫さんのHPhttp://okomeno.inoue-yoshio.com/

(わっかの会 岡田喜美子)

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