2012-11-29

10/27&28 in 志賀郷 〜レポート3〜

京都市左京区から1歳の女の子と一緒に参加してくれた林さんからのレポートです。
彼女は震災後横浜から避難移住してきた方です。

…………………………………
1.参加の動機
春に横浜から避難移住してきたばかりで、京都市の周辺は全く地理的にも分からず、
またどんなところがあるのかも知らなかったのですが、綾部のことを聞いて友達に誘われ、
まずは一見は百聞にしかず、いってみたくなり参加しました。
また、いま現在は移住を考えてはいないのですが、これからの生き方、暮らし方の一つの選択しとして
家族でも考えているので、どんな選択があるのか、実際に移住された人にも会ってみたかったです。

2.参加してみてどうでしたか?
2-1.訪れた地域、志賀郷はどう思われましたか?
とても温かいところ、というのが2日間通して感じた一番の印象です。綾部どうだった?と聞かれると、
おだやかな自然の風景とともに、迎えてくれたみなさんのことが思い出されます。


2-2.子どもの様子はどうでしたか?
1才8ヶ月の娘と参加しました。
始終興奮気味!?なくらい、とてもたのしんでいました。
とくに1日目は、いいお天気の中、初めて田んぼの中を歩き、初めてわらの山にうもれて遊び、
ニワトリを追いかけるお兄ちゃんたちをみて、ゆったりのんびりとした時間がながれているようでした。
さかなつりやお箸作りにはまだ興味を示さずでしたが(私がしたかったです!)、
プラスチックの箱や椅子でみんなで電車ごっこをしたり、地面の石や草花をさわったり、
みんなで遊ぶ姿も印象的でした。
大人も子どもも一緒に遊ぶ人がいっぱいいたので、あまりわたしにべったりにならなかったように思います。

夜はすてきなお家でおいしいごはん、とてもよく食べました。
全体に、みんながおだやかな雰囲気の中で過ごすのを肌で感じながらいたような気がしています。

2-3.ご自身のご感想はいかがですか?
ひさしぶりにこんな体験をさせてもらいました。
横浜から京都へきて、それだけでも自宅からすぐに川があり、山があり、そして大原などがあり、
自然の近さをとても嬉しく思っていましたが、今回の綾部での空間と時間、ひとびとの元気さと
温もりはケタ外れでした!
子どもにとってどんなところがいいのか、だけでなく、自分にとっても心地いいところ、心地いい暮らし、
を感じたり考えたり、そして実践してみたりしながら、これからの選択をしていったらいいのかなと
思いました。

3.地元の方とどんなお話をされましたか?
あまりたくさん聞くことができなかったのですがエネルギーの話と、マコモダケのこと、
そしてすでに移住して暮らしている方々があんなにたくさんあの日にもきておられたが印象的でした。
みなさんのお話や様子から、暮らしにとっていいこと、体にもいいこと、などを実際に自分たちでできる
ことからどんどん取り入れたり実践したりしていることが伺え、そしてそれあとっても楽しそうにされて
いるのが伝わってきて、ほんとうに勉強になりました。


最後になりましたが、企画してくれたキミちゃん、迎えてくれた綾部のみなさん、一緒に行って出会ってくれたみなさんに、心から感謝しています。
また、とくに宿泊ではお風呂にお布団、おいしい朝ごはん、大人数の準備に片付けでお世話になりました。本当にありがとうございました。

No comments:

Post a Comment